【クラウドバンク】流行に上手く乗った!?上場企業事業拡大支援ファンド【投資記録】
クラウドバンクへは投資を継続しています。
償還金があれば、再投資するスタンスです。
しかし、最近は太陽光の案件ばかりで再投資するのも気が引ける状況でした。
そこに、新ジャンルファンド
「上場企業事業拡大支援ファンド」が募集されました。
ソーシャルレンディング業界の時流に乗っかる様なファンドでしたので、紹介します。
いろいろな所で話題になっていると思いますので、最後の部分だけでも。。
上場企業事業拡大支援ファンド
ファンド条件
ファンド条件は以下の通りです。
- 予定利回り:5.0%
- 期間:約5ヶ月
- 貸付総額:79,200,000円
- 担保・保証:会員限定情報で開示
担保および保証の詳細は会員限定の情報ですが、公開情報部分に以下の記載がございます。
本プロジェクトは、JASDAQ上場企業の100%子会社が本営業者から次の資金使途で資金を借り入れ、担保となる不動産の売却により得られる収益等から本件融資の返済を行います。
なお、JASDAQ上場企業が連帯保証を行いますので、プロジェクトの成否に依らずJASDAQ上場企業が本融資に対して連帯保証債務を履行する(返済を行う)義務を有しております。
どこかで聞いたような文言ではないですか?
ファンド概要
ファンドの概要を把握するのに、わかりやすい図が掲載されていました。
事業内容は、土地の転売。
貸付先はとある会社の100%子会社とのことです。
貸付先会社の親会社への扱いがこのファンドの肝になっています。
さらにファンド公開情報を読み進めると以下の図がありました。
ファンドのプロジェクトが失敗しても、融資先の親会社(JASDAQ上場企業)がデフォルトしなければ元本は返ってくる仕組みとなっています。
この仕組みおよびスキームは、今とても勢いのある他事業者を意識していると思われます。
勿論、投資家目線からはフェーバーですので、ありがたいことには変わりないですが。
ただし、利率に関しては他ファンドより若干低めの年率5.0%となっています。
貸付先について
この貸付先や親会社名が気になる方は、会員限定情報ですので、クラウドバンクのHPにてご確認ください。
実際に貸付先会社のHPで有報を少し読みましたが、どうやらソーシャルレンディング事業に足を伸ばすことを考えているようです。
また、クラウドバンクではないソーシャルレンディング事業社と業務提携を結んだりもしています。
そこで募集すれば良いのでは?と思ってしまったのですが。。
実験的な要素も今回のファンドにあるのでしょうか。
所感
上場企業の保証付きだから安全とかそういうことを発信したいのではありません。
2017年までは、ソーシャルレンディング業界において、デフォルト事例はほとんどありませんでした。
私含め楽観的な投資家が増えて、ファンドに求める最優先事項は利回りだったように思います。
ただ、2018年にはこの流れが一変しました。
投資家目線で安全そうなファンドに資金が集まる傾向にあります。
その最たる例が「上場企業による保証付き」というワード付きのファンドだと思います。
資金を集めることで手数料を稼ぐ事業者であり続けるためにも、クラウドバンクも色々と手を打っており上手いなと。
このファンド募集からは、これからもソーシャルレンディング業界で「稼ぐ意志」のようなものが見え、私は好感を持ちました。
クラウドバンクには引き続き、お付き合いをお願いしたいと考えています。
実際にこのファンドへは償還金を用いて再投資しています。