【期失・遅延】maneo(マネオ)の新座案件について続報!朗報としても良いか??
私がmaneoで投資しているファンドの内、遅延中の案件は2つとなりました。
そのうちの1つである新座案件に関して、maneoより続報を受領しました。
初めに結果だけ。
物件(担保)の評価額が債権額(ファンド額)を超えるとのことでした。
【関連記事】
>>前回記事にした4ヶ月前(2019年6月)の記事。
【期失・遅延】maneo(マネオ)の新座案件に関して、進展は??
>>少し内容を考察した記事
ファンド内容
ファンド名:【事業者C社向け】埼玉県新座市エリア 不動産担保付きローンへの投資
担保は埼玉県新座市の土地です。
このファンドは、「担保提供者の前所有者が対象不動産に処分禁止の登記をしたことにより、売買決済が成就できない」という問題を抱えて、遅延しております。
よくわからない方は、上記リンク先より、過去記事を読んでみてください。
私もよくわかっていませんが。。
途中経過
前回記事にしてから、7/12・8/19・9/20に連絡を受領していました。
いずれも和解に向けた進展はなく、競売手続きを進めていますという報告だけでした。
ただ、10/18に受領した連絡は今までと若干毛色が異なる物でした。
10/18、maneoから受領したメール
1.回収活動状況について
対象不動産に対する競売手続きは裁判所による物件調査が終了しておりますが、入札期間につきましては確定しておりません。
なお、現時点では、物件の評価額は債権額を超える金額との報告を受けておりますが、評価額が変動する可能性もございます。
また、これまでにご報告のとおり、対象不動産に対して処分禁止の仮処分登記が設定されておりますので、権利関係の調査などにも一定の時間を要することが想定されます。
事業者C社は、対象不動産に係る処分禁止の仮処分登記の抹消に向けた当事者間の和解の進捗を待つことになりますが、事業者EGから受ける報告では進展が見られない状況が続いております。
事業者C社は競売の進捗を確認しつつ、引き続き事業者EGに対して情報開示を求めるとともに、事業者C社として回収を促進させ得るような法的対応や債権回収会社による回収業務の一部委託なども検討して参ります。
読んでみて
いくつか気になる文章がありました。
1点目、「物件の評価額が債権額を超える」という点。
土地の評価額をmaneoは3億円以上としつつ、貸し付けは1.6億円なので、当たり前と言えば当たり前です。
ただ、直近の例を見ていると、担保評価額の4割程度で終了している案件などもあり元本割れも覚悟していた所でした。
仮に評価額と同額で土地をさばくことができれば、元本割れはしないということになり、良いお知らせといえます。
2点目、債権回収会社による回収業務の一部委託なども検討という点について、「SAMURAI&J PARTNERSとの業務提携」が関係しているのかという点。
このメールに書いてある債権回収会社とは”パルティール債権回収株式会社(Jトラストグループ)”を指しているのでしょうか。可能性としては十分あると思います。
仮に業務を一部委託した上で、満額回収できれば、少なくとも業務提携が悪い方向には進んでいないと実感できる例となります。
最後に
このファンドに関しては、大きく元本毀損するとは考えていません。
が、どうなるでしょうか。
SAMURAIとの業務提携で進展が早くなるとか好転するとか・・・みたいなことを期待しています。