【FOLIO】おまかせ型の投資に特化!テーマ投資とロボアド投資を紹介します!!
FOLIOという証券会社をご存じですか?
フィンテック(ファイナンス+テクノロジー)系のベンチャー証券です。
2019/3現在、テーマ投資とロボアド投資を提供しています。
たいしたサービスではないだろうと思っていたのですが、調べてみたら面白く、自分でもテーマ投資を始めていました。
テーマ投資は、もとをたどれば日本株への投資であり、健全で基本的な運用です。
紹介させていただきます。
テーマ投資
まず、FOLIOの本丸である「テーマ投資」機能から紹介します。
テーマ投資とは「VR」・「人工知能」・「インバウンド」のようなテーマを選ぶことで、ある分野に関連した10社で運用するサービスです。
個別株式を選ぶ必要は無く、テーマを選ぶだけで良いというのがポイントです。
「テーマ投資」の細かい紹介や投資信託の方が良いんじゃないの??という疑問をお持ちの方は以下記事をご参照ください。
投資手順
まずはテーマを決める!!
※2019/3/24時点のHPより抜粋
ファンダメンタル分析という真面目そうな物から、ワクワクを投資に活かすという面白そうな物まで、大分類がいくつかあります。
実際に選択するテーマはその中の、
「もしバフェットが日本株を買ったら」や「VR(仮想現実)」というものになります。
「第4次アニメブーム」なんていう、よくわからないものまであります。
ただこれは、私にとってよくわからないだけであって、他の方から見たらなじみのあるテーマでしょう。
FOLIOのテーマ投資の面白さはここです。
80以上の豊富なテーマが用意されていて、誰しも1つくらいは親近感のわくものがあるはずです。
そして、そのテーマに名を連ねている企業もきっと、その人からしたら馴染み深い企業になっていることでしょう。
投資スタイルを決める !!
せっかくですので、「第4次アニメブーム」の中身を見ていきましょう。
※2019/3/24時点
結構皆さんも知っている銘柄が多いのではないでしょうか。
リアルタイムで確認してみてください。銘柄が変わっているかもしれません。
これで納得がいけば投資・・・という流れになるのですが、もう一つだけ選択しなくてはならない点があります。
右側に、バランス型、ディフェンス型、グロース型、バリュー型と記載があります。
- バランス型:リスクとリターンのバランスを重視
- ディフェンス型:価格変動リスクをなるべく抑える
- グロース型:銘柄の成長性を重視し、企業の更なる成長を狙う
- バリュー型:銘柄の割安さを重視し、将来的な割安の解消を狙う
こんな形で、銘柄のウエイトが変化します。
これが決まれば、投資完了です!よくわからない・・・という方は素直にバランス型を選択して良いでしょう。
面白そうではありませんか?笑
競合他社
競合他社はSBI証券の「テーマキラー」になるでしょう。
皆さん気になる手数料はどちらも同じです。
売買に係る手数料が0.5%(税抜)。保有していることに関しては、手数料はかかりません。
投信ではなく、株取引に近い手数料体系だと思ってください。
FOLIOがSBI証券に対して、明確に劣っている点は、
- 最小投資額(FOLIO:約1万円、SBI:約5万円)
- NISA非対応
くらいです。
- テーマ数の豊富さ、面白さ
- 投資意欲が駆り立てられるような設計
- HPが見やすい(きれい)
など勝る点も多く、どちらを利用しても良いと思います。
投資未経験者の方には、興味を引くようなテーマを取りそろえているのでFOLIOの方が長続きするかもしれません。
競合他社比較は上段落で張ったリンク先でも行っております。
運用実績
運用実績が気になる!!という方は、以下記事でまとめておりますのでご訪問ください。
FOLIO(フォリオ)でテーマ投資を始めました!運用実績を公開!
ロボアド投資
FOLIOではロボアド投資(おまかせ投資)もできます。
個人のリスク許容度を測定して、それらしいポートフォリオで運用してくれるというサービスのことです。
概要
リスク許容度の測定
個人ごとのリスク許容度の測定は、ロボアド投資に限らず、いまや様々な所で行われています。
また、どのサービスも測定に使用する情報はほとんど同じです。
FOLIOで使用する情報は、
- 年齢
- 年収
- 預貯金
のみです!!若干少ない印象も受けますが、これでも十分でしょう。
(米国では一般的となりつつある、ターゲットイヤー型ファンドと呼ばれる投資信託は年齢のみを考慮してリバランスすることになりますし・・・)
ちなみにFOLIOでは、リスク許容度を以下画像のように5段階で分けてくれます。
どこまでも、「取っつきやすさ」というものを追求しています。
好みが分かれるところもあると思いますが。
試しに一つ、新卒の社会人を想定してパラメータを入力、リスク許容度を測ってみます。
(多少残業することを想定したら、この程度でしょうか??)
パラメータを入力すると、すぐにプランを提示してくれます。
5段階中で真ん中のプランと診断されました。
23歳のかたであればこれぐらい普通、むしろもっと債券を下げて株式に振り分けても良いと思いますので、違和感はありません。
この後は、いくら運用するのかを設定するだけで終了です。
非常にシンプルな形ですが、これくらい簡易的なものでなければ投資初心者には難しいでしょう。
ここからは、少しだけ補足です。
投資対象カテゴリは4つしか表記がありませんが、
- 株式・・・米国株、先進国株(米株除く)、新興国株
- 債券・・・米国債、新興国債、ハイイールド債
- 不動産・・・??
- コモディティ・・・金
に投資します。
ただし、何という銘柄(ETF)に投資しているのか、また不動産は日本も含んでいるのか、などよくわからない点が多いです。
明記すべき事項だと思いますので、対応してほしいところです。
面白い点は債券の投資対象に日本と欧州が入っていないことでしょうか。低金利が続いていますので、除いているのでしょう。この点は、同様の対応をしている事業者もありました。
競合他社
ロボアド投資で思い浮かぶサービス業者は「Wealth Navi」 と「THEO」でしょうか。
競合他社比較の詳細は別で行いたいと思いますが、FOLIOが明らかに勝っている点はないように思えます。
主観になりますが、3択ならば「THEO」が良いかなと思います。
手数料 (2019/3時点)
手数料はいずれの事業者も、運用資産残高の1%(税抜、年率)が基本ですが、
- Wealth Naviは長期で運用することによる割引
- THEOは積み立て投資をすることによる割引
があります。
残念ながら、FOLIOにはありません。
投資対象資産(2019/3時点)
THEOはスタイル投資(リスクプレミア)的な考え方を取り入れており、明らかに他2つと異なるといえます。
もちろん手数料の低いETF(銘柄を時価総額で加重平均して組み入れた物)だけ買っていれば良いという考え方には合わない形にはなります。
しかし、私はおまかせするなら、スタイル分散も行ってくれるTHEOを使います。
最後に
まとめ
- テーマ投資に興味を持たれた方には、FOLIO推奨。
- ロボアド投資に関しては、他事業者でも良い。
テーマ投資を通じて、個別株投資に興味を持ち始めたら、そっちにも手を出す。
といった形で、金融市場との接点をどんどん増やして欲しいなと。