日銀は短期金利を引き下げるのか?【▲0.1%⇒▲0.3%】
久しぶりのブログ更新となりました。
このところ金融市場が大きく変動していますね。
特に債券。
世界的に金利が落ちるところまで落ちてきている中で、さらに深く沈んでいきそうな気配が漂っています。
一層の金利低下を予想するのであれば、短期的に債券を保有すれば良いとも思うのですが、なかなか我々のような一般投資家は債券を買いたいとは思いませんよね。。
本日は主観100%で、だらだらと株・債券市場のことを書きたいと思います。
米国市場は弱含むのか?
経済指標が予想比下振れると、「利下げ期待が増して、株式市場は上昇」とかいう謎めいた動きが続いています。
経済状況が悪いのに、株が上がるってどういうこと??って、感じしませんか?
米中貿易摩擦という爆弾を秘めながらも、この一点を頼りに市場が持っている様な印象です。
6月の利下げはないけど、7月にはFRBが動く可能性が高いという考えが主流派になってきているように思います。
トランプさんも、振れていません。
個人的には、株式市場もまだまだ高く推移していますし、インフレ率もほぼほぼ目標値付近なので、利下げの必要などないと思っているのですが。
ここでカードを切ってしまうと、先進国で「利下げ」という切り札が使える国が無くなってしまうのが怖いです。
G20も怖いです。
日本は?
米国のベース金利は2.5%ありますので、利下げしても良いかもしれません。
ただし、周辺国はこまります。
日銀は短期金利を▲0.1%付近でコントロールすると銘打っています。
しかし、Fedの利下げの後、世界経済の成長鈍化や金融環境の引き締めリスクに対抗するために、さらに金利の深掘りをしてくるのでは?という予想もでています。
JPモルガンは、9月に日本の短期金利を▲0.1%から▲0.3%への引き下げを見込むと予想を出していました。
こうなってくると、何が何だかわかりません。
もうひとつ話題を。
日本の30年国債の利回りは0.367%(2019/6/14時点)です。
(ソーシャルレンディングで、年利3%が低めって感覚ですが、別世界です。)
※Investing.comより
「誰が買うんだよ」という水準ですが、生損保勢は買う物がないから、しょうが無く買って、また金利が下がるという流れです。
ただ面白かったのは、6/13は、あまりにも金利水準が低すぎて、入札が集まらない場面がありました。
いい加減金利下がりすぎて、誰も買わなくなる水準が見えてきたということでしょうか。(短期金利が引き下がれば、下に突き進むでしょうが。)
話が難しくなってしまうので、詳細は↓記事を参考にしてください。
最後に
じゃあ、どうするの?ってことだと思います。
金利が下がると思っているなら、今のうちに債券を買っておけば良いだけです。
ただ、私は買いたくないです!!!
株式市場ももうしばらくは大丈夫だと思いますが、中期的に見れば調整が入るような気もする・・・。
ということで、中間策で、債券も株式も日次で積み立て投資をすることにしました。(少し前までは、株式一本でした)
市場が調整したときに、債券に振り分けていた資産を株式に回したいと目論んでいます。
ところで、このような投資行動の変更は、たいがい失敗するものです。
あくまでも、私はこうするというだけです。
失敗した際には、精神的にもきついものがあるので、読んでいただいている方は、真似しないようにしてください笑